2018年11月13日のTBS系列「教えてもらう前と後」で放送された、白髪・抜け毛の改善法についてご紹介します。教えてくれたのは、医師の友利新先生。
正しいシャンプーの仕方や髪の乾かし方、ゴースト化してしまった血管を蘇らせる簡単運動などをまとめています。
白髪についてのQ＆A
白髪を抜いたら白髪は増える？
白髪は抜くと増えるという話をよく聞きますよね。
実は、これはウソ。
元々髪の毛は白く、メラニン色素の働きによって黒い髪が生えてきます。
しかし、何らかの原因でその働きが低下すると白髪になるのです。
ただし、髪の毛を抜くと頭皮にダメージを与えてしまうため、白髪が気になる場合は根本付近でカットするのがオススメです。
白髪とストレスの関係性は？
ストレスが高くなると血流が悪化するため、栄養分が髪の毛に行き渡らなくなり、抜け毛や白髪の原因になります。
白髪は黒髪に戻る？
白髪が黒髪に復活する可能性はあります。
血流不足でメラニン色素がうまく働かず髪の毛が白くなってしまうのですが、何らかのきっかけでメラニン色素が作用するようになると黒髪に戻ります。
しかし、何が要因で黒髪に戻るのかはまだ研究段階とのことです。
抜け毛についてのQ&A
良い抜け毛と悪い抜け毛がある？
抜け毛には、良い抜け毛と悪い抜け毛の２種類があります。
この違いは、根本が黒いかどうか。
黒いと、悪い抜け毛です。
根本にある白い部分は「毛根鞘」と呼ばれており、これが成長を終えて抜けるのは正常な証拠です。
一方、根本が黒く毛根鞘が無い場合は、何らかの問題がある可能性がああります。
良い抜け毛もある？
1日の抜け毛は50～100本ですが、５～７割はシャンプーの時に抜けると言われています。
しかし、抜け毛が全て悪いわけではありません。
悪い抜け毛は、細い抜け毛や短い抜け毛。
いわゆる、早死にした髪の毛なのです。
そもそも髪の毛は、毛母細胞で作れて２～６年かけて徐々に太くなっていき、そのあと毛根が縮んで自然と抜けます。
そして、再び毛母細胞が新しい髪の毛を作ります。
この正しいヘアサイクルの中で抜ける太くて長い毛は問題ありません。
しかし、細い毛や短い毛は成長期が数か月～１年に短縮している証拠なので要注意！
この原因は、頭皮の余分な皮脂。
過剰に皮脂がると周辺に炎症を起こしやすくなり、抜け毛の原因になるのです。
白髪・抜け毛の改善方法
正しいシャンプーのやり方
正しいシャンプーのやり方をマスターすれば、頭皮の余分な皮脂をキレイに落とすことができます。
下記記事でまとめていいます。
正しい髪の乾かし方
髪の毛は、自然乾燥ではなくできるだけ早めに乾かすようにします。
頭皮には雑菌が多いため、自然乾燥をすると雑菌が繁殖しやすくなるためです。
ドライヤーをかける際は、頭皮から20cm以上離すのがポイント！
近づき過ぎると高温で髪の毛＆頭皮にダメージを与えてしまうため、適度に離すことで60～70℃の適温になります。
また、ドライヤーは常に動かすことでダメージを抑えることができます。
８割程度乾いたら、仕上げに冷風を使うとツヤ・手触りが良くなります。
かかと落とし運動でゴースト血管を撃退
1日30回のかかと落とし運動で、抜け毛・白髪の原因となるゴースト血管を撃退することができます。
詳細は下記記事でまとめています。
まとめ
今回は、白髪と抜け毛を改善する方法についてご紹介しました。
どちらも加齢とともに気になってきて、見た目も老け込んでしまいますし気分も下がりますよね。
改善法はすぐにでも取り入れられるものばかり！
ぜひ参考にしてくださいね。
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